生涯8割の方が経験するといわれる腰痛。大概はそれ程気にならないもの。
しかし、中には不安にさせられる腰痛もあります。今回は、そんな不安について知識を得て、
当院の患者さんに不要な不安を与えないために学びたいと思いこのブログを書いております。

*実際に当院であったケースから
慢性腰痛を抱える32歳の営業職のAさん。
最近、疲労時に腰痛が辛く、整形外科を受診。
MRI結果をお医者さんより『腰の4番目と5番目、5番目と仙骨の間の2か所に軽いヘルニアがあって神経が圧迫されている』と指摘された。

もしかして・・・手術ですか?

まだそこまで悪くないです

良かった- でも、どうすればいいんだろう・・・?

痛み止めとシップを処方しておきますね。
コルセットはいかがですか?
姿勢を良くして、身体を良く動かしてください。

神経圧迫!なのに、本当にそれだけでいいんだろうか・・・? 不安・・・
手術は不要と言われたが・・・
普通の腰痛だと思っていたら、神経圧迫だったとは・・・困った感じですね。
このケースで2つパターンがあります
A 腰痛の原因は神経圧迫
B 腰痛の原因は神経圧迫ではない(普通の腰痛)
このケース、Aパターンだったのでしょうね。

喜んでもいいのだが
もし、腰だけでなく下肢症状(お尻から足にかけての痛みやしびれ)が強く、画像所見とが合えば、お医者さんはなんらかの対処をするでしょう。積極的な提案をしないのは、それほど悪くない証拠で、ある意味喜んでいいのです。
「それ程悪くない」ことをお医者さんは説明してても、患者さんの頭の中には、依然として神経圧迫という言葉が頭に残っている場合が結構あります。
正しい知識が大切
不安になる要因の一つは、医療サイドと比べ、患者さんの知識が圧倒的に少ないこと。さらに、現代は情報過多社会で、ネットを見ても様々なことが書いてあり、見れば見るほど不安になることも多いのです。周りから正しいアドバイスが受けられない場合は、さらに不安になりやすい。こういった不安を解消するには、患者さん自身が身を守るために正しい知識をつけることが大切です。
Aさんの場合は、当院で施術を受けられて腰痛は解消されました。腰痛や姿勢についての正しい知識をつけられ不安も解消されました。

結論としては、腰痛で不安にならないためには、TVやネットなどの情報に振り回されず、正しい知識をつけることです。
このブログ目的の半分は、知識をつけていただくために書いておりますので、ご自身の知識UPの助けとしてご覧ください。

ブログの発信者
こんにちは。こんにちは。KCSセンターたかの施術院の院長の田村です。京都で「姿勢を調整することでお悩みを改善させる姿勢療法」を行っております。25年の延べ3万人の経験を基に、腰痛のことについて発信してゆきます。
※西オーストラリア公立マードック大学
カイロプラクティック学科卒(BHSc)
※診療放射線技師(保健衛生学士)

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